2012年03月10日

モバイルPCの歴史

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モバイルPC
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 ちょっとワケありで、モバイルPCの歴史を再確認しているのですが、モバイルコンピューティングが最初に発達したのは、やっぱりスポーツジャーナリズムの世界じゃないんですかね。

 アメリカでは、オズボーン1(12kg)、初代Mac(7.48kg)だって可搬型コンピューターでしたが、携帯パソコンといえば、やはり脇に抱えることのできるハンドヘルド・コンピューターが思い浮かびます。

 その嚆矢はエプソンのHC-20あたりでしょうが、最初のヒット製品になったのはTandy TRS-80 Model 100(通称タンディ100)でした。簡易ワープロ(エディター)、表計算(マルチプラン)、通信ソフト&モデムが内蔵されていて、これだけあればちょっとした仕事もできますが、最も活用したのは新聞社、通信社の記者たちではないでしょうか。1984年のロサンゼルス・オリンピックのときには記者席にズラリとTandy 100が並んでいたのですが、日本の新聞記者は、これを「電子タイプライター」と誤認していたようです。

 タンディ100は600万台も売れ、パソコンの単一機種発売台数としては、いまも、この記録は破られていないのではないでしょうか。

 後継機種のタンディ200も記者に愛用されるジャーナルマシンとなりましたが、どんな機能なのか試してみたくて、アメリカ人の友人がネットで売りに出していたのを購入してみました。液晶ディスプレイが折りたたみ式になり、そのおかげで画面も広くなっています。このタンディ200の製造中止がアナウンスされたときは(京セラのOEMだった)、海外の新聞記者2人ほどから、ぼくの持っているマシンを売ってほしいというメールが届くほどの人気機種でした。MS-DOSベースの東芝のT-1000シリーズが人気を集め、タンディ200は時代遅れになってしまっていたのですが、DOSの知識なしでも使える点が文系記者たちの人気を集めていたのでしょう。

 アメリカのレース記者たちがタンディ100、200を使っていることを知り、その影響でぼくが最初に買ったモバイルPCは、NECのPC-8201でした。タンディ100と基本設計(設計はマイクロソフト)は同じで、やはり京セラのOEMでした。1985年にパソコン通信を始めた直後のことです。

 ただしPC-8201には、表計算ソフトも入っていなければモデムもなし。バーコードリーダーが接続できるようになっていましたが、これが当時の日本の携帯PCの使われ方を物語っています。

 ぼくはパソコン通信のために買いましたが、日本語は半角片仮名のみ。これでも間に合ったのは、日本のパソコン通信ネットでは、漢字が使える人が少なかったからです。メールもBBSの書き込みも、ほとんどが半角片仮名で、昔の電報が飛び交っているような感じでした。

 ぼくはPC-8201を抱えてサーキットに出かけては、日本のアスキーネットやアメリカのCompuServe(コンピュサーブ)にレース速報を送っていたのですが、もちろん、気分はオンライン・ジャーナリストでした。

 しかし、すぐにPC-9801などの16ビットPCが普及し、全角の漢字も使えるようになりました。そこで買ったのが富士通のFM-16π(パイ)。CP/MをOSにした16ビットPCで、データの記録用にマイクロカセットがついていました。

 FM-16πを3年以上使い倒した後、1989年に東芝から発売されたJ-3100SSダイナブックを購入します。付属のACアダプターが大きかったので、ネットで仕入れた情報を元に、秋葉原でパーツを買ってACアダプターを自作したり……なんてことをしながら、この後はダイナブック・シリーズを3機種ほど使いつづけます。

 外出先で原稿を書くことが多いので、どうしても欲しいのはバッテリーが長持ちして、しかも軽いもの。その結果、パナソニックのミニノートに乗り換え、以後、ずっとレッツノート・シリーズを使いつづけています。

 こんな機種以外にも、ワープロも含めて色んな機種を試してみました。この写真に写っているのは、手元に残っている機種の一部(ほとんどかな?)。いまにして思えば、けっこうレアな機種もありますね(^_^)。

 ぼくがスマホやディスプレイ端末に必然性を感じないのは、いつもたいていノートパソコンを持っているから。フルキーボードが使えないとスラスラと原稿が書けないからです。スマホやディスプレイ端末は情報の「受信機」ですが、ぼくに必要なものは情報の「送信機」なんです。

 こういうことを書くと、「iPadでも原稿が書ける」なんてことを言う人が必ず出てきますが、必要とされる文章の量と速度が違うことを理解してくださいm(_ _)m。

※写真に写っているモバイルPCの機種がわかった方は、ツイッターでご報告ください(^_^)。

https://twitter.com/msugaya

  

Posted by すがやみつる/菅谷充 at 13:14パソコン/ネット

2011年04月24日

これがSPAMだ!

 最近は日本語の「迷惑メール」が定着したお邪魔なダイレクトメールや怪しいメール。以前は「SPAMメール」と呼ばれていましたが、その語源がこれ。

 近所のお店で「3個買うとエコバッグをプレゼント」というポスターを見つけ、つい買ってしまいました。

 カロリーが高く、高血圧や高脂血症の大敵とされていたんですが、それを意識してか、どちらも減塩タイプになっておりました。

 でも、これ、好物なんですよね~。パンに挟んで食べるのが好きです。

  

Posted by すがやみつる/菅谷充 at 22:22パソコン/ネット

2010年07月26日

『すがやみつるのネットライフ』目次

■長いプロローグ――ネットワーク夜明け前(1)

■第1章 こんにちはパソコン通信(1985)

すがやみつるのネットライフ第5回
  人生を変えた1冊の本

すがやみつるのネットライフ第6回
  ザ・ソースへアクセス

すがやみつるのネットライフ第7回
  わが家の国際化がはじまる

すがやみつるのネットライフ第8回
  スティーブ・ジョブズから「よろしく」

すがやみつるのネットライフ第9回
  ついにコンピュサーブの会員に

すがやみつるのネットライフ第10回
  憧れのオンラインジャーナリスト、憧れのタンディ100

すがやみつるのネットライフ(第11回)
  初のモバイルマシンにPC-8201を選ぶ

すがやみつるのネットライフ(第12回)
  ミツルのためのオンライン英語講座スタート

すがやみつるのネットライフ(第13回)
  匿名論争勃発!

すがやみつるのネットライフ(第14回)
  MS-DOSってなんドスか?

すがやみつるのネットライフ(第15回)
  漢字のメッセージを書きたい!

すがやみつるのネットライフ(第16回)
  コンピュサーブモータースポーツ・フォーラムのSysOpが来日

すがやみつるのネットライフ(第17回)
  カプラーを日米両用タイプに改造する

■第2章 海外モバイル通信ことはじめ(1986年)

すがやみつるのネットライフ(第18回)
  漢字が使いたくて富士通FM-16πを購入

すがやみつるのネットライフ(第19回)
  公衆電話でカプラーを使う深夜の不審者

すがやみつるのネットライフ(第20回)
  初の海外アクセスはアンカレッジから

すがやみつるのネットライフ(第21回)
  サーキットの公衆電話からコンピュサーブへアクセス

すがやみつるのネットライフ(第22回)
  中嶋悟選手のF1ロータス入りを仙台でスクープ

すがやみつるのネットライフ(第23回)
  日本版コンピュサーブとボイスメール

すがやみつるのネットライフ(第24回)
  ボイスメールのその後

■第3章 ニフティサーブがはじまった(1987年)

すがやみつるのネットライフ(第25回)
  モータースポーツ・フォーラムのSysOp就任


(未完)


  

Posted by すがやみつる/菅谷充 at 22:26パソコン/ネット

2010年06月10日

懺悔! iPadをけがした私 m(_ _)m....

 全世界のアップル・ファン、iPadファンの皆さん、ごめんなさい。

 私は昨夜、某所の飲み屋で、iPadユーザーの求めに応じ、こんなことをしてしまいました。

 罪な私をお許しあれm(_ _)m。

iPad
(画像をクリックすると拡大します)

  

Posted by すがやみつる/菅谷充 at 17:17パソコン/ネット

2010年03月19日

「アプリやろうぜ! by GMO」キックオフカンファレンス

 昨日(3月18日)は、渋谷のホテルで開催された「アプリやろうぜ! by GMO」のキックオフカンファレンスに出かけてきた。

「アプリやろうぜ by GMO」は、mixi、モバゲー、GREEなどのソーシャルメディアを舞台に、ゲームを中心としたソーシャル・アプリを作る人やチーム、会社を支援しようという企画で、キックオフカンファレンスは、その発表会でもあり激励会でもありといったものだ。詳しくは「ファミ通.com」のニュースをご覧あれ。

 これから寄せられるアプリの企画に対して、支援の対象となるかどうかをチェックする審査員を依頼され、会場に出向いてみたのだが、いま、いちばん元気のある分野で一旗あげようとする人たちが多いせいか、場内は熱気ムンムン。そして、成功体験を語るクリエイターの皆さんも若い。

 かつて、マンガの業界も、こんな時代があったような気がするが、いまのマンガ業界には、こんなパワーも熱気もないなあ……と、ちょっと嘆息。

 小資本・少人数で開発できるゲームアプリが大ヒットしているいま、多くの若者が、そちらをめざすのも当然だろう。暗い話ばかりが多い出版業界からみれば、実にうらやましい話である。

「これは、ゲーム界、ネット界のトキワ荘プロジェクトかも」なんてことも思ったけれど、こちらは1人あたり30万円/月の資金のほか、オフィスなどの支援も受けられる。主催者のGMOインターネットが、総額3億円の投資をするのも、そこでいくつかのアプリがヒットすれば、確実に投資した以上のリターンがあると考えているからだろう。

 出版社の人たちも、こんな集まりに顔を出して、熱気のお裾分けをしてもらうといいのではないか。少なくともぼくは、アラカン世代ではあるけれど、まわりに渦巻く熱気を肌で感じて、大きな刺激を受けた(寝不足で最初はグッタリしていたんだけれど、途中で場内の熱さにあおられ、シャッキリ目が覚めた)。

 途中、ぼくの名前が審査員としてスクリーンに映ったとき、場内の一部でかすかなどよめきが起きて、気恥ずかしかったであります(笑)。

 どんな企画が集まってくるのか、審査が楽しみ、楽しみ。


  

Posted by すがやみつる/菅谷充 at 18:35パソコン/ネット