2011年09月12日
USTライブ「こちら高円寺南3丁目」に出演!
9月14日(水)の21:30から、毎週水曜日にUSTREAMでライブ中継されている『こちら高円寺南三丁目』という番組に出演します。この番組は、高円寺のJRガード下で懐かしのオモチャを販売しているゴジラや店長の木澤雅博さんと、『ウルトラマンガイア』に出演していた星さいかさんがパーソナリティーを務めるもので、毎週、特撮やアニメの関係者がゲストとして出演しています。木澤さんは、TV東京の『開運! なんでも鑑定団』の鑑定士としても有名です。
今回、Twitter経由で番組のゲストに招かれたものの、とくに何を話すとか決めていません。ま、行き当たりバッタリで、『仮面ライダー青春譜』のPRなどさせていただこうと思っています。とりあえず長時間の生番組は、インディ500のライブでも慣れていますので。8時間の生中継だって2回ほど経験していますから。
というわけで、出たとこ勝負のライブ番組ですが、よろしければ、ご覧ください。以下のURLで見られるそうです。
■USTREAM『こちら高円寺南3丁目』
2011年05月29日
映画:『レッド・バロン』を見る
5月21日(土)に公開が始まった映画『レッド・バロン』を有楽町の丸の内ルーブルまで見に行ってきました。
この映画は第一次世界大戦にドイツ陸軍航空士官として参戦し、80機の連合軍機を撃墜したマンフレート・フォン・リヒトホーフェンの戦いの記録を描いたもの。
内容が地味なせいか、最初から2週間の限定公開だったため、あわてて出かけたのですが、空中戦シーンは迫力があったものの(ただし、CGを使っているせいもあり、複葉機の飛び方は、どこかジブリ的な雰囲気もある)、内容については、ちょっとノリが悪かった。
俳優に馴染みがないせいか、誰が主人公なのか理解できるまでに時間がかかった。小池一夫先生の『キャラクター新論』にも書かれているが、映画の場合は、俳優でキャラの認知がすぐできる。しかし、馴染みのない俳優の場合はマンガと同じで、「キャラ起ち」を早めに、かつ明確にやってくれないと、物語への没入に時間がかかる。登場する俳優の顔立ち、背格好、服装などが、もう少し個性的だったら、もう少しわかりやすかったかも……というのは顔の見分けがつかない日本人観客だからか?
それにしても航空映画は、短期間で終わってしまうなあ。単館公開のせいもあるけれど。
『ダーク・ブルー』も『アメリア永遠の翼』も……。
三枚翼のフォッカーDr.Iの空戦シーンも含め、航空映画としては悪くありません。飛行機ファンの方は、お早めに。東京での公開は6月3日(金)までです。
この映画は第一次世界大戦にドイツ陸軍航空士官として参戦し、80機の連合軍機を撃墜したマンフレート・フォン・リヒトホーフェンの戦いの記録を描いたもの。
内容が地味なせいか、最初から2週間の限定公開だったため、あわてて出かけたのですが、空中戦シーンは迫力があったものの(ただし、CGを使っているせいもあり、複葉機の飛び方は、どこかジブリ的な雰囲気もある)、内容については、ちょっとノリが悪かった。
俳優に馴染みがないせいか、誰が主人公なのか理解できるまでに時間がかかった。小池一夫先生の『キャラクター新論』にも書かれているが、映画の場合は、俳優でキャラの認知がすぐできる。しかし、馴染みのない俳優の場合はマンガと同じで、「キャラ起ち」を早めに、かつ明確にやってくれないと、物語への没入に時間がかかる。登場する俳優の顔立ち、背格好、服装などが、もう少し個性的だったら、もう少しわかりやすかったかも……というのは顔の見分けがつかない日本人観客だからか?
それにしても航空映画は、短期間で終わってしまうなあ。単館公開のせいもあるけれど。
『ダーク・ブルー』も『アメリア永遠の翼』も……。
三枚翼のフォッカーDr.Iの空戦シーンも含め、航空映画としては悪くありません。飛行機ファンの方は、お早めに。東京での公開は6月3日(金)までです。
2010年12月29日
おとなの映画『最後の忠臣蔵』で感涙
今日、夕方になってから近所のシネコンに、映画『最後の忠臣蔵』を見にいってきました。冬休みとあって子ども向け映画が多いせいか、『最後の忠臣蔵』の上映は1日3回のみ。タイミングが合えばまとめて見ようと思っていた『武士の家計簿』は1回だけ。しかも上映時間が重なっていたため、今日は『忠臣蔵』を優先させました。
原作が収録された単行本『四十七人目の浪士』(池宮彰一郎/新潮社)が出たのは1994年ですか。そもそもこの作品、1992年に刊行された同じ作者の長篇書き下ろしデビュー作『四十七人の刺客』(新潮社)の後日談ともいえる作品で、吉良邸に討ち入った四十七士のうち、ただひとり腹を切らずに姿を消した大石家の足軽・寺坂吉右衛門が、四十六士の遺族を支えるために諸国を流浪する中編が3本の連作となっていました。
そして、最後に書き下ろしで単行本に加えられたのが『最後の忠臣蔵』でした。初めて読んだとき、詳しくは書きませんがラスト近くになると、もう涙腺がゆるんだまま止まらない。いちおうモノカキの端くれなので、もう少し冷静でいたいのですが、こういうのに弱いんです。読了したのは銀座の喫茶店で、ため息をつきながら冷めたコーヒーを飲んだことまで憶えています。
とりわけ良かったのはラスト近くの嫁入りのシーン。さすがに映画シナリオの世界でも高名だった作家が書いただけあって、情景が映像になって目の前に浮かび上がってくるんです。
『四十七人の刺客』が先に高倉健主演で映画になりましたが、「『最後の忠臣蔵』も映画にしてほしい。映画になったら絶対見てやるぞ!」と決めておりました。映画にするのなら『四十七人の刺客』の映画で大石内蔵助の子どもを産んだ「かる」役の宮沢りえが、その娘の「可音(かね)」の役を演じてもいいのに……などと思っていたのですが、結局、映画化はされないままま16年の歳月が過ぎました。
宮沢りえは2002年に『たそがれ清兵衛』で主人公の後妻の役を演じていましたが(素晴らしい演技でした)、さらにそれから8年も経つと、さすがに16歳の娘役は無理ってもの。
この役を演じる女優は、楚々として芯が強くなければいけないのですが、桜庭ななみという女優、よかったです。ふだんテレビを見ないもので、CMで見かけた記憶しかないのですが、ドラマにもいろいろ出てるんですね。アニメ『サマーウォーズ』では声優もしていたそうで。
この作品、NHKでドラマになったこともあったようですが、そちらを見るチャンスはなく、映画になるのを待ちつづけておりました。
それにしても映像もよく(杉田成道監督は『北の国から』も演出)、久しぶりに日本映画を堪能したという感じ。『最後の忠臣蔵』も吉良邸討ち入りから16年後の物語ですが、こちらも単行本の刊行以来、16年間待った甲斐がありました。役所広司も佐藤浩市もよかった。
館内はガラ好きでしたが、静かな映画ということもあって、最後の方ではあっちでガサガサ、こっちでゴソゴソ。ハンカチやティッシュペーパーを取り出して、涙を拭いたり、鼻をかんだりする音でした。
観客の大半は夫婦50割かシルバー割引きの世代でしたが、『たそがれ清兵衛』を公開直後に見たときを思い出しました。あのとき吉祥寺の映画館にいたのは全部で6人だけで、すぐに終わるだろうな……と思っていたら、たぶん高齢者のネットワークは口コミが中心なのでしょう、その後、じわじわと観客が増えて、長期間のロングランになりました。『最後の忠臣蔵』も、こんな広まりかたをするんじゃないかなあ。いや、してほしい映画です。とくに娘を嫁に出した経験のある父親は必見かもしれません。
映画のエンドロールを見ているとき、一緒になった女性の連れ子を虐待し、殺してしまう若い男が増えていることを、ふと思い出して、やるせない気持ちになりました。
・映画『最後の忠臣蔵』
(原作は現在、角川書店から発売されています)
『最後の忠臣蔵 (角川文庫)』(池宮彰一郎/角川文庫/2004年10月刊/620円)
『四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫)』(池宮彰一郎/角川文庫/2004年4月刊/580円)(品切れ中ですが、一時的なものだと思います)
『四十七人の刺客〈下〉 (角川文庫)』(池宮彰一郎/角川文庫/2004年4月刊/580円)
そうそう。安田成美演じる「ゆう」という女性が出てくるのですが、この登場人物は原作にはなかったはず。いい役でしたが、ちらりと脳裡をNHKのテレビ小説『てっぱん』がかすめたりもして、ちょっと戸惑ったりもしたのでありました。
原作が収録された単行本『四十七人目の浪士』(池宮彰一郎/新潮社)が出たのは1994年ですか。そもそもこの作品、1992年に刊行された同じ作者の長篇書き下ろしデビュー作『四十七人の刺客』(新潮社)の後日談ともいえる作品で、吉良邸に討ち入った四十七士のうち、ただひとり腹を切らずに姿を消した大石家の足軽・寺坂吉右衛門が、四十六士の遺族を支えるために諸国を流浪する中編が3本の連作となっていました。
そして、最後に書き下ろしで単行本に加えられたのが『最後の忠臣蔵』でした。初めて読んだとき、詳しくは書きませんがラスト近くになると、もう涙腺がゆるんだまま止まらない。いちおうモノカキの端くれなので、もう少し冷静でいたいのですが、こういうのに弱いんです。読了したのは銀座の喫茶店で、ため息をつきながら冷めたコーヒーを飲んだことまで憶えています。
とりわけ良かったのはラスト近くの嫁入りのシーン。さすがに映画シナリオの世界でも高名だった作家が書いただけあって、情景が映像になって目の前に浮かび上がってくるんです。
『四十七人の刺客』が先に高倉健主演で映画になりましたが、「『最後の忠臣蔵』も映画にしてほしい。映画になったら絶対見てやるぞ!」と決めておりました。映画にするのなら『四十七人の刺客』の映画で大石内蔵助の子どもを産んだ「かる」役の宮沢りえが、その娘の「可音(かね)」の役を演じてもいいのに……などと思っていたのですが、結局、映画化はされないままま16年の歳月が過ぎました。
宮沢りえは2002年に『たそがれ清兵衛』で主人公の後妻の役を演じていましたが(素晴らしい演技でした)、さらにそれから8年も経つと、さすがに16歳の娘役は無理ってもの。
この役を演じる女優は、楚々として芯が強くなければいけないのですが、桜庭ななみという女優、よかったです。ふだんテレビを見ないもので、CMで見かけた記憶しかないのですが、ドラマにもいろいろ出てるんですね。アニメ『サマーウォーズ』では声優もしていたそうで。
この作品、NHKでドラマになったこともあったようですが、そちらを見るチャンスはなく、映画になるのを待ちつづけておりました。
それにしても映像もよく(杉田成道監督は『北の国から』も演出)、久しぶりに日本映画を堪能したという感じ。『最後の忠臣蔵』も吉良邸討ち入りから16年後の物語ですが、こちらも単行本の刊行以来、16年間待った甲斐がありました。役所広司も佐藤浩市もよかった。
館内はガラ好きでしたが、静かな映画ということもあって、最後の方ではあっちでガサガサ、こっちでゴソゴソ。ハンカチやティッシュペーパーを取り出して、涙を拭いたり、鼻をかんだりする音でした。
観客の大半は夫婦50割かシルバー割引きの世代でしたが、『たそがれ清兵衛』を公開直後に見たときを思い出しました。あのとき吉祥寺の映画館にいたのは全部で6人だけで、すぐに終わるだろうな……と思っていたら、たぶん高齢者のネットワークは口コミが中心なのでしょう、その後、じわじわと観客が増えて、長期間のロングランになりました。『最後の忠臣蔵』も、こんな広まりかたをするんじゃないかなあ。いや、してほしい映画です。とくに娘を嫁に出した経験のある父親は必見かもしれません。
映画のエンドロールを見ているとき、一緒になった女性の連れ子を虐待し、殺してしまう若い男が増えていることを、ふと思い出して、やるせない気持ちになりました。
・映画『最後の忠臣蔵』
(原作は現在、角川書店から発売されています)
『最後の忠臣蔵 (角川文庫)』(池宮彰一郎/角川文庫/2004年10月刊/620円)
『四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫)』(池宮彰一郎/角川文庫/2004年4月刊/580円)(品切れ中ですが、一時的なものだと思います)
『四十七人の刺客〈下〉 (角川文庫)』(池宮彰一郎/角川文庫/2004年4月刊/580円)そうそう。安田成美演じる「ゆう」という女性が出てくるのですが、この登場人物は原作にはなかったはず。いい役でしたが、ちらりと脳裡をNHKのテレビ小説『てっぱん』がかすめたりもして、ちょっと戸惑ったりもしたのでありました。
2010年11月30日
映画:『アメリア 永遠の翼』
1日に2本も映画を見たのは久しぶり……と思ったら、つい先日、『トイ・ストーリー3』と『借りくらしのアリエッティ』を立てつづけに見ておりました。
今日(11/29)、2本目に武蔵野館で見たのは、1937年、世界一周飛行の途中、南太平洋で消息を絶った実在の女性飛行家アメリア・イヤハートの物語。昔、石津嵐さんが『暗黒環流』という冒険小説でアメリア消息不明の謎を題材にしたとき、彼女の捜索に加わった日本海軍艦艇についての資料探しを手伝ったことがあありますが、もともと航空史には興味があり、彼女に関連する本が発売になると買い求めておりました。

『アメリアを探せ―甦る女流飛行家伝説』(青木冨貴子/文春文庫)など多数の関連書が日本でも出版されています。「アメリア・イヤハート」で検索してみてください。
アメリア役はアカデミー賞を2度受賞したヒラリー・スワンク。どこかシガニー・ウィーバーのような雰囲気もあって、『ミリオンダラー・ベイビー』の戦う女性ボクサーや、この女性飛行士のような自立した女性飛行士の役が似合います。
夫役となるのは『愛と青春の旅立ち』や『Shall We Dance?』のリチャード・ギア。ふたりの出会いから結婚、アメリアの不倫、そして夫とのやり直しの過程が横糸として、アメリアの女性飛行士としての華やかな経歴を縦糸とした物語に織り込まれます。でも、どちらも少し中途半端かなあ。航空戦記小説の書き手としては、もっと飛行士としての描写を増やしてほしいなんて思ったものですが。そう、あの『翼よ、あれがパリの灯だ』みたいに。
アメリアの操縦するロッキード・エレクトラがたどったコースのうち、中東からタイあたりのコースは、あの『ベルリン飛行指令』(佐々木譲/新潮文庫)のほぼ逆コース。いまの映画技術があれば、あの『ベルリン飛行指令』だって映像化可能だよなあ……なんてことを考えながら映画を見ていたのでした。
アメリア・イヤハートについては、すでに多くの本を読んでいて、その生涯について知っていたこともあり、意外性もとくになかったせいで、内容については、いまひとつという印象でした。知らなかったら、もう少し楽しめたかもしれませんが。
そう、やはり見たかったのは、彼女の持つ数々の飛行記録に関連した「飛ぶシーン」だったんですよね。女性向け映画だといわれればそれまでなんですが、でも10人ほどの観客は、すべて中高年の男性。飛行機好きの人たちなのかもしれません。
ちなみに、第一次世界大戦におけるアメリカ人最多撃墜王(26機撃墜)のエディ・リッケンバッカーも、太平洋戦争中、ボーイングB‐17「フライングフォートレス」で中部太平洋に不時着しましたが、彼はゴムボートで24日間の漂流の後、救助されました。これも運の差なのでしょうか。ちなみにリッケンバッカーは、パイロットになる前はインディ500にも出場したことのあるレーシングドライバーで、第一次世界大戦後はイースタント航空とインディアナポリス・モータースピードウェイのオーナーにもなりました。
彼の伝記(原書)を購入してあるのですが、読むのは修士論文が終わってからにします。
■映画『アメリア 永遠の翼』公式サイト
今日(11/29)、2本目に武蔵野館で見たのは、1937年、世界一周飛行の途中、南太平洋で消息を絶った実在の女性飛行家アメリア・イヤハートの物語。昔、石津嵐さんが『暗黒環流』という冒険小説でアメリア消息不明の謎を題材にしたとき、彼女の捜索に加わった日本海軍艦艇についての資料探しを手伝ったことがあありますが、もともと航空史には興味があり、彼女に関連する本が発売になると買い求めておりました。

『アメリアを探せ―甦る女流飛行家伝説』(青木冨貴子/文春文庫)など多数の関連書が日本でも出版されています。「アメリア・イヤハート」で検索してみてください。
アメリア役はアカデミー賞を2度受賞したヒラリー・スワンク。どこかシガニー・ウィーバーのような雰囲気もあって、『ミリオンダラー・ベイビー』の戦う女性ボクサーや、この女性飛行士のような自立した女性飛行士の役が似合います。
夫役となるのは『愛と青春の旅立ち』や『Shall We Dance?』のリチャード・ギア。ふたりの出会いから結婚、アメリアの不倫、そして夫とのやり直しの過程が横糸として、アメリアの女性飛行士としての華やかな経歴を縦糸とした物語に織り込まれます。でも、どちらも少し中途半端かなあ。航空戦記小説の書き手としては、もっと飛行士としての描写を増やしてほしいなんて思ったものですが。そう、あの『翼よ、あれがパリの灯だ』みたいに。
アメリアの操縦するロッキード・エレクトラがたどったコースのうち、中東からタイあたりのコースは、あの『ベルリン飛行指令』(佐々木譲/新潮文庫)のほぼ逆コース。いまの映画技術があれば、あの『ベルリン飛行指令』だって映像化可能だよなあ……なんてことを考えながら映画を見ていたのでした。アメリア・イヤハートについては、すでに多くの本を読んでいて、その生涯について知っていたこともあり、意外性もとくになかったせいで、内容については、いまひとつという印象でした。知らなかったら、もう少し楽しめたかもしれませんが。
そう、やはり見たかったのは、彼女の持つ数々の飛行記録に関連した「飛ぶシーン」だったんですよね。女性向け映画だといわれればそれまでなんですが、でも10人ほどの観客は、すべて中高年の男性。飛行機好きの人たちなのかもしれません。
ちなみに、第一次世界大戦におけるアメリカ人最多撃墜王(26機撃墜)のエディ・リッケンバッカーも、太平洋戦争中、ボーイングB‐17「フライングフォートレス」で中部太平洋に不時着しましたが、彼はゴムボートで24日間の漂流の後、救助されました。これも運の差なのでしょうか。ちなみにリッケンバッカーは、パイロットになる前はインディ500にも出場したことのあるレーシングドライバーで、第一次世界大戦後はイースタント航空とインディアナポリス・モータースピードウェイのオーナーにもなりました。
彼の伝記(原書)を購入してあるのですが、読むのは修士論文が終わってからにします。
■映画『アメリア 永遠の翼』公式サイト
2010年11月29日
映画:『442日系部隊アメリカ史上最強の陸軍』
Twitterの @matsuyou さんの発言で、映画『アメリア 永遠の翼』が公開されることを知り、公開3日目の本日(11月29日)、新宿武蔵野館まで見にいったのですが、その前に、近所のK's Cinemaで公開されていたこちらの映画『442日系部隊アメリカ史上最強の陸軍』も見てきました。
昨年、東京都立写真美術館に出かけて見た映画『東洋宮武が覗いた時代』と同じ、すずきじゅんいち監督による日系二世部隊をテーマにしたドキュメント映画です。
早稲田大学人間科学部eスクールで受講した「異文化間教育論」、早稲田大学大学院人間科学研究科で受講した「移民研究特論」で、日系移民の歴史に関する大量の本を読み、二世部隊に関する本も多く読んでいたため、第100大隊、第442部隊については、ほぼ知っていましたが、この映画は、生存者に対するインタビューと当時の記録映画、写真によって立体構成されており、二世部隊が戦った当時と現在の映像も数多く登場したため、きわめてわかりやすい内容にもなっていました。
442部隊に付随した522野砲大隊は、ユダヤ人がとらわれていたダッハウ収容所を開放しましたが(ほかにヒトラーの山荘も占領したはずだが、そちらのエピソードは登場せず)、悲惨な映像が数多く登場し、アウシュビッツを扱った『夜と霧』を想い起こさせました。
生き残った二世部隊の将兵たちは、長いこと沈黙を守っていましたが、90年代の終わり頃から、彼らの戦争について語るようになりました。
数多くの勲章を受けた彼らですが、最後に、「受けた勲章は自分のためではなく、あの戦争で死んだ兵士たちすべてのものだ」と語るジョージ・サカト氏の言葉に、ぐっと込みあげてくるものを感じました。
つい先日、TBSテレビが、日系アメリカ人を題材にした開局60周年記念ドラマ『99年の愛 ――Japanese American――』を放映しましたが(それにしてもセリフの多いドラマだった)、このドラマにも登場した日系二世部隊の真実がよくわかります。あのドラマに感動した人は、ぜひ、ご覧になってみてください。観客もまばらで、早くいかないと公開が終わってしまいます。
昨年、東京都立写真美術館に出かけて見た映画『東洋宮武が覗いた時代』と同じ、すずきじゅんいち監督による日系二世部隊をテーマにしたドキュメント映画です。
早稲田大学人間科学部eスクールで受講した「異文化間教育論」、早稲田大学大学院人間科学研究科で受講した「移民研究特論」で、日系移民の歴史に関する大量の本を読み、二世部隊に関する本も多く読んでいたため、第100大隊、第442部隊については、ほぼ知っていましたが、この映画は、生存者に対するインタビューと当時の記録映画、写真によって立体構成されており、二世部隊が戦った当時と現在の映像も数多く登場したため、きわめてわかりやすい内容にもなっていました。
442部隊に付随した522野砲大隊は、ユダヤ人がとらわれていたダッハウ収容所を開放しましたが(ほかにヒトラーの山荘も占領したはずだが、そちらのエピソードは登場せず)、悲惨な映像が数多く登場し、アウシュビッツを扱った『夜と霧』を想い起こさせました。
生き残った二世部隊の将兵たちは、長いこと沈黙を守っていましたが、90年代の終わり頃から、彼らの戦争について語るようになりました。
数多くの勲章を受けた彼らですが、最後に、「受けた勲章は自分のためではなく、あの戦争で死んだ兵士たちすべてのものだ」と語るジョージ・サカト氏の言葉に、ぐっと込みあげてくるものを感じました。
つい先日、TBSテレビが、日系アメリカ人を題材にした開局60周年記念ドラマ『99年の愛 ――Japanese American――』を放映しましたが(それにしてもセリフの多いドラマだった)、このドラマにも登場した日系二世部隊の真実がよくわかります。あのドラマに感動した人は、ぜひ、ご覧になってみてください。観客もまばらで、早くいかないと公開が終わってしまいます。





