2008年11月27日
『COMまんが手帳』1969年度版

書庫で捜し物をしていたら、こんなものが出てきました。高校3年生のときに買ったマンガ専門誌「COM」編集の手帳です。1969年に買ったもののようです。一部、ページが破れていましたが、何か不都合なことでも書いてあったのだろうか?

↑これは、口絵ページです。

高校は受験校だったため、1月いっぱいで授業は終わり、2月からは受験のための休みになりました。ぼくは、さっさと上京し、2月の初旬からマンガ家のアシスタント生活をスタートしていましたが、この手帳を見ると、2月のおわりに1回、登校日のために帰省しているようです。

その後、3月8日は、高校の卒業式のために帰省していますが、このときは、「少女フレンド」の仕事で完全徹夜になり、寝ないで東京駅から朝一番の新幹線に乗って帰省し、卒業式に出席したあと、すぐに東京にもどって、そのまま仕事……の予定が、先生が寝ていたため、仮眠を取ることができた……なんて生活でした。
来年の春が上京40周年になるわけかあ……。
この頃の話ですね。
『仮面ライダー青春譜』第26回~
タグ :COM
2008年11月26日
新刊『石ノ森章太郎World』まもなく発売!
石ノ森章太郎師匠の作品を集めた『石ノ森章太郎World―少年少女萬画編』(監修&文・すがやみつる/ゴマブックス/2008年12月10日刊/1,700円+税)が、まもなく(12月初旬)発売になります。すがやは、作品のセレクトと解説を担当しました。
来年早々には「青年萬画編」も発刊予定です。

来年早々には「青年萬画編」も発刊予定です。

2008年11月25日
『パタリロ師匠の落語入門』(魔夜峰央)
本日、Amazonに注文してあったこの本が届き、一気読みしてしまいました。
『パタリロ師匠の落語入門 (花とゆめCOMICS)』(魔夜峰央/白泉社(花とゆめCOMICS)/2008年11月刊/900円)です。
フハハハハ。『パタリロ』のマンガを久しぶりに読みましたが、そうか、こうしてあらためて読んでみると、確かに落語ネタが多かったかも。
最近、マンガは、ひたすら衰退(すいたい)の一途をたどっているんですが、なかでも凋落(ちょうらく……もしかすると首相に読まれる可能性もありますので、ルビをつけました)の激しいのがギャグマンガ。ストーリーマンガ風の絵でギャグをやってるのは多いのですが、でも、団塊の世代のシッポみたいな世代のオジサンには笑えないものがほとんど。
その点、『パタリロ』は、ベタなギャグが多くて、つい、ウフフ……みたいな状態になったのですが、そうか、これ、落語ネタやら、落語と同じような発想のギャグが多いからなんですね。どうりで波長が合うわけだ。
巻末で、作者の魔夜峰央さんと奥様が、二つ目の鈴々舎わか馬さんと座談会をしているんですが、魔夜さん夫妻は新婚時代に寄席に通ったんだとか。
あたしの寄席通いは、石森プロ時代、『がんばれ!! ロボコン』のマンガを描くことが決まったとき、ギャグづくりの勉強にでもなれば……と思って出かけたら、仕事のことはそっちのけで、自分で楽しむ方が先になっちゃいました。いちおうパクれそうな……もとい参考になりそうなネタは、持参した小型のノートにメモしてましたけどね。
で、カミサンとの初デートも、新宿末廣亭でありまして、そんなこともあって、よけい、この本には親近感を覚えました。
魔夜さんは、ネームを入れるとき、原稿用紙にブッツケで入れるのだそうで、そのため後半ページが足りなくなって、たたみ込むようなテンポになるのだとか。このブッツケ感、実によくわかります。マンガって、読者の反応がわかるまでには時間がかかるんですが、その前に「締切」というタイムリミットがあります。
そのおかげで最後は作画の方でも急がなくてはいけなくなって、ときにはヤケクソになって描くことも珍しくありません。発作的に描いたギャグが、日本列島を揺るがすこともありまして、これがホントのホッサマグナ……あ、反応が……!
今日のお客さんには知的水準が高すぎたのかもしれません。てなわけで、お後がよろしいようで。
『パタリロ師匠の落語入門 (花とゆめCOMICS)』(魔夜峰央/白泉社(花とゆめCOMICS)/2008年11月刊/900円)です。フハハハハ。『パタリロ』のマンガを久しぶりに読みましたが、そうか、こうしてあらためて読んでみると、確かに落語ネタが多かったかも。
最近、マンガは、ひたすら衰退(すいたい)の一途をたどっているんですが、なかでも凋落(ちょうらく……もしかすると首相に読まれる可能性もありますので、ルビをつけました)の激しいのがギャグマンガ。ストーリーマンガ風の絵でギャグをやってるのは多いのですが、でも、団塊の世代のシッポみたいな世代のオジサンには笑えないものがほとんど。
その点、『パタリロ』は、ベタなギャグが多くて、つい、ウフフ……みたいな状態になったのですが、そうか、これ、落語ネタやら、落語と同じような発想のギャグが多いからなんですね。どうりで波長が合うわけだ。
巻末で、作者の魔夜峰央さんと奥様が、二つ目の鈴々舎わか馬さんと座談会をしているんですが、魔夜さん夫妻は新婚時代に寄席に通ったんだとか。
あたしの寄席通いは、石森プロ時代、『がんばれ!! ロボコン』のマンガを描くことが決まったとき、ギャグづくりの勉強にでもなれば……と思って出かけたら、仕事のことはそっちのけで、自分で楽しむ方が先になっちゃいました。いちおうパクれそうな……もとい参考になりそうなネタは、持参した小型のノートにメモしてましたけどね。
で、カミサンとの初デートも、新宿末廣亭でありまして、そんなこともあって、よけい、この本には親近感を覚えました。
魔夜さんは、ネームを入れるとき、原稿用紙にブッツケで入れるのだそうで、そのため後半ページが足りなくなって、たたみ込むようなテンポになるのだとか。このブッツケ感、実によくわかります。マンガって、読者の反応がわかるまでには時間がかかるんですが、その前に「締切」というタイムリミットがあります。
そのおかげで最後は作画の方でも急がなくてはいけなくなって、ときにはヤケクソになって描くことも珍しくありません。発作的に描いたギャグが、日本列島を揺るがすこともありまして、これがホントのホッサマグナ……あ、反応が……!
今日のお客さんには知的水準が高すぎたのかもしれません。てなわけで、お後がよろしいようで。
2008年11月22日
映画『GSワンダーランド』を見たのだ
今日はですね、仕事もあり大学の卒論もありで、非常に忙しいんではありますが、その多忙の合間を縫って、新宿まで映画を見に行ってきたのでございますわな。
見た映画は『GSワンダーランド』というんですけどね!
実をいえば、この映画の存在については、最近まで、まるで知らなかったんですが、つい先日、前から知り合いだったゴールデン・ニューハーフという60年代の「平凡パンチ」のグラビアから抜け出してきたような女性グループ(若干1名ニューハーフもいるかも)のメンバーのひとりと会ったんですが、そのときに、「すがやさん、この映画、絶対、見ないとダメよ。お気に入りの○○ちゃんも出てるんだから!」と勧められたのであります。○○ちゃんというのもゴールデン・ニューハーフのメンバーのひとりでして、なんだか「モコ・ビーバー・オリーブ」の世界から抜け出してきたような女性なんですが、実にかわゆくて、はい、お気に入りなんであります。
まあ、そういうわけで出かけたのではありますが、公開1週間目でお客は20人もいたかなあ。座席も少なくスクリーンも小さな試写室みたいな映画館でしたが、それでも少し寂しい感じでした。
でも、内容は、すんごく面白かった!
主題歌や挿入歌は、あ~た、橋本淳ですよ! 筒見京平ですよ!(そういえば小林麻美のデビュー曲『初恋のメロディ』も、このおふたりの作品でした。このレコードを持ってマンガ雑誌の編集部にも売り込みにいったものです。『仮面ライダー』を描いていた頃)
主演のゴーゴー夕張……もとい栗山千明も、雰囲気ピッタリ。話も、まあ最後のオチあたりも予想どおりでしたが、それでも笑える内容で。最近の邦画は、こんな具合に肩の力が抜けた楽しい作品が増えているような気がします。テレビドラマの延長のような作品も多いけれど。
ゲタゲタと笑いながら見られたのは、なんたってGS真ん中の世代ですからね。
プログラムを買ったら、当時のGSのレコードジャケットがいろいろ出てましたが、ぼくが静岡の田舎にいて、実演(映画の中で「ライブ」なんて言葉を使っていたけれど、こんなしゃれた言葉つかってたのかなあ?)を見たのは、ブルーコメッツ、タイガース、カーナビーツあたりかな。ほかに布施明なども。ブルコメとタイガースが500円、カーナビーツと布施明は300円でした、確か。
高校時代、ベンチャーズ系のエレキバンドをやっている同級生もいて、こちらはどちらかというと『青春デンデケデケデケ』の世界でしたが、やっぱり、青春といえば「エレキ!」の世代なのであります。
いま学んでいる早稲田大学人間科学部eスクールの試験に合格したときも、「これから青春するぞ! 青春するなら、なんたってエレキだ!」と、エレキギター20点セット(14,400円……いまは少し値上がりしてます)を買ってしまったヤツでもありまして。でも、ギターセットが届いたとたんに50肩になって、ギターを担ぐこともできなくなって、ホコリをかぶっていたりもします。肩の痛いのは治ったんですが。
左の恥ずかしい写真は32歳頃、「コロコロコミック」のために撮影されたものですが、これは、『GSワンダーランド』にも出てきた日劇が取り壊される直前(1981年)、日劇で「サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル」が開催され、それをテレビで見終えたとたんに質流れの店に走り、買ったエレキギターです。
一緒にアンプも買ったんですが、チューニングができなくて、翌日、神保町まで出かけ、チューニングメーター付きのアンプを買い求めました。でも、このギターとアンプは、知り合いの作家の娘さんの高校入学祝いにあげちゃったんですが、その結果、その娘さん、オールディズなんかを歌う歌手になってしまったのであります。「うちの娘がヤクザな道に進んだのは、お前のせいだ」なんて言われてまして。
あ、そういえば、日劇取り壊しの直前、日劇地下にあったミュージックホールも、見納めだからって、覗きにいきました。日活アクション映画でしか見たことのなかったアンジェラ浅丘のヌードを見られてドキドキでした。でも、ドキドキといっても「きれい」なドキドキなんです。肌が透き通るように白くて、「毎日、牛乳風呂に入っているじゃないか」なんて、そういうドキドキで。幕間には、内藤陳さんが「ハードボイドド」をやってくれたのでありました。
あ、そうそう。ぼくに、この映画を見なくちゃダメ! といったゴールデン・ニューハーフの面々は、早い段階で発見しました。予想どおり「ゴーゴーガール」の役で、美しいおみ足を見せてくれておりました。メンバーは、公式サイトのメイキングレポートに掲載された写真22枚のうち、10枚目に出ています。ぼくに映画を見るように勧めてくれたメンバーも、お気に入りのメンバーもいますが、さて、どの人でしょう?(正解しても何も賞品は出ません)
ああ、しかし、この映画、もう1回くらい見てもいいかもね。学割だし(笑)。こんなお気楽映画、かなり好きです。
見た映画は『GSワンダーランド』というんですけどね!
実をいえば、この映画の存在については、最近まで、まるで知らなかったんですが、つい先日、前から知り合いだったゴールデン・ニューハーフという60年代の「平凡パンチ」のグラビアから抜け出してきたような女性グループ(若干1名ニューハーフもいるかも)のメンバーのひとりと会ったんですが、そのときに、「すがやさん、この映画、絶対、見ないとダメよ。お気に入りの○○ちゃんも出てるんだから!」と勧められたのであります。○○ちゃんというのもゴールデン・ニューハーフのメンバーのひとりでして、なんだか「モコ・ビーバー・オリーブ」の世界から抜け出してきたような女性なんですが、実にかわゆくて、はい、お気に入りなんであります。
まあ、そういうわけで出かけたのではありますが、公開1週間目でお客は20人もいたかなあ。座席も少なくスクリーンも小さな試写室みたいな映画館でしたが、それでも少し寂しい感じでした。
でも、内容は、すんごく面白かった!
主題歌や挿入歌は、あ~た、橋本淳ですよ! 筒見京平ですよ!(そういえば小林麻美のデビュー曲『初恋のメロディ』も、このおふたりの作品でした。このレコードを持ってマンガ雑誌の編集部にも売り込みにいったものです。『仮面ライダー』を描いていた頃)
主演のゴーゴー夕張……もとい栗山千明も、雰囲気ピッタリ。話も、まあ最後のオチあたりも予想どおりでしたが、それでも笑える内容で。最近の邦画は、こんな具合に肩の力が抜けた楽しい作品が増えているような気がします。テレビドラマの延長のような作品も多いけれど。
ゲタゲタと笑いながら見られたのは、なんたってGS真ん中の世代ですからね。
プログラムを買ったら、当時のGSのレコードジャケットがいろいろ出てましたが、ぼくが静岡の田舎にいて、実演(映画の中で「ライブ」なんて言葉を使っていたけれど、こんなしゃれた言葉つかってたのかなあ?)を見たのは、ブルーコメッツ、タイガース、カーナビーツあたりかな。ほかに布施明なども。ブルコメとタイガースが500円、カーナビーツと布施明は300円でした、確か。
高校時代、ベンチャーズ系のエレキバンドをやっている同級生もいて、こちらはどちらかというと『青春デンデケデケデケ』の世界でしたが、やっぱり、青春といえば「エレキ!」の世代なのであります。
いま学んでいる早稲田大学人間科学部eスクールの試験に合格したときも、「これから青春するぞ! 青春するなら、なんたってエレキだ!」と、エレキギター20点セット(14,400円……いまは少し値上がりしてます)を買ってしまったヤツでもありまして。でも、ギターセットが届いたとたんに50肩になって、ギターを担ぐこともできなくなって、ホコリをかぶっていたりもします。肩の痛いのは治ったんですが。
左の恥ずかしい写真は32歳頃、「コロコロコミック」のために撮影されたものですが、これは、『GSワンダーランド』にも出てきた日劇が取り壊される直前(1981年)、日劇で「サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル」が開催され、それをテレビで見終えたとたんに質流れの店に走り、買ったエレキギターです。一緒にアンプも買ったんですが、チューニングができなくて、翌日、神保町まで出かけ、チューニングメーター付きのアンプを買い求めました。でも、このギターとアンプは、知り合いの作家の娘さんの高校入学祝いにあげちゃったんですが、その結果、その娘さん、オールディズなんかを歌う歌手になってしまったのであります。「うちの娘がヤクザな道に進んだのは、お前のせいだ」なんて言われてまして。
あ、そういえば、日劇取り壊しの直前、日劇地下にあったミュージックホールも、見納めだからって、覗きにいきました。日活アクション映画でしか見たことのなかったアンジェラ浅丘のヌードを見られてドキドキでした。でも、ドキドキといっても「きれい」なドキドキなんです。肌が透き通るように白くて、「毎日、牛乳風呂に入っているじゃないか」なんて、そういうドキドキで。幕間には、内藤陳さんが「ハードボイドド」をやってくれたのでありました。
あ、そうそう。ぼくに、この映画を見なくちゃダメ! といったゴールデン・ニューハーフの面々は、早い段階で発見しました。予想どおり「ゴーゴーガール」の役で、美しいおみ足を見せてくれておりました。メンバーは、公式サイトのメイキングレポートに掲載された写真22枚のうち、10枚目に出ています。ぼくに映画を見るように勧めてくれたメンバーも、お気に入りのメンバーもいますが、さて、どの人でしょう?(正解しても何も賞品は出ません)
ああ、しかし、この映画、もう1回くらい見てもいいかもね。学割だし(笑)。こんなお気楽映画、かなり好きです。
『サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル』(CD)(ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ザ・タイガース、寺内タケシとブルージーンズ他) |
2008年11月22日
古今亭菊之丞師匠のDVD発売!
ひさしぶりに落語ネタです。あたくしがWebサイトの管理人をしている古今亭菊之丞師匠のDVDが発売になりました。
「愛宕山」「紙入れ」の二席入り。
2008年11月19日発売/3,675円。
(題名か画像クリックでAmazonへ)





