2009年10月16日
Twitterのフォロワー、もうじき10万人
このところTwitterユーザーが急増しているみたいですね。テレビで紹介されたり新書も続々と出てきたり。わたくしめも「おすすめのユーザー」に登録していただいたおかげで、Twitterを5月に始めて以来、なんとフォロワーの数が96,874人。もうすぐ10万人に迫る勢いです。なんでTwitterを始めたかといえば、毎年5月末に開催されるインディ500マイルレースの情報を集めようとしたのがきっかけでした。多数のインディカードライバーがTwitterをしていると小耳に挟み、試してみたくなったわけです(インディ500については、昨年まで、GAORAでテレビ解説をしていましたが、今年は大学院に進学したこともあり、時間がとれそうにないので、引退させていただきました)。
多数のインディカードライバーをフォローし、検索で発見した古くからのアメリカ人やイギリス人のネット仲間をフォローしていたのですが、すぐにTwitter日本版の運営を担当しているデジタルガレージから「おすすめのユーザー」にしたいとの連絡が入りました。
これを気楽にOKしたら、直後にTwitterがブレイクし、こちらのフォロワーもウナギのぼりの急上昇。「Tweetする」というのは「つぶやく」と訳されてますが、本来の意味の「さえずり」でもなく「ささやき」でもなく、数万人の前で音響設備を通して演説でもしているような状態になってしまいました。
「あんなにたくさんのフォロワーがいて、よく気楽に喋っていられますね」と、たびたび言われるのですが、でも、パソコン通信のニフティサーブでモータースポーツのフォーラムをしていた頃は、数十倍の人が読みに来る場で、レース速報などをやっていました。もちろんBBSでのコミュニケーションも当たり前に。
それでも、このような不特定多数の人を相手にしたコミュニケーションが苦手だという人は、ぼくよりも若い年代にもけっこういます。
ぼくがパソコン通信を始めたのは1985年のことで、BBSや電子会議、チャットといったコミュニケーション手段に、すんなりと溶け込めたのは、案外、アマチュア無線の経験があったからではないかと思ったりしています。
無線ってのは、誰が聞き耳を立てて(傍受して)いるかわからない状態で、特定の相手と会話をします。当然、喋っていいことと悪いことも考えなくてはいけません。こんな体験が、BBSやチャット、Twitterのようなコミュニケーションにも抵抗なく馴染んできた理由のひとつではないかと思っています。
アマチュア無線は、昔、「キング・オブ・ホビー(趣味の王様)」と呼ばれ、年齢も性別も職業も関係なく、ただ無線が好き、無線を通じた交流が好きといった人たちが、日ごと夜ごと、無線電話や電信でのお喋りを楽しみ、ときには、実際に会って宴会したりの楽しみを見出していました。
アマチュア無線家(ハム)同士の集まりは、ふだんは声ばかかりで、耳と口によるコミュニケーションだけですが、実際に会ったときは目も使わなくてはなりません。そんな意味もかねてハム同士の集まりは、「アイボール(目玉)ミーティング」と呼ばれておりました。おそらく、このアイボールミーティングのノリが、パソコン通信やインターネットの「オフライン・ミーティング(オフ会)」につながっていったのだと思います。
いわゆるホームページよりも、あるいはブログよりも、参加するのは簡単だし、書くのも簡単。題名も不要で、140文字以内におさめればいいので、長文が苦手な人にも、もってこいです。このあたりに人気の秘密があるのでしょう。
Twitterに関する本もいろいろ出てますが、Twitterについて知りたければ、さっさと体験してみるのが一番かもしれません。でも、忙しくて試せないという人は、Twitterの新書を参考にしてみては、いかが?
そうそう、Twitterを通じて届く仕事の依頼や打ち合わせの連絡が、このところ急増しています。これもご時世なんでしょうね。
★Twitter関連の本
『仕事で使える!「Twitter」超入門 (青春新書INTELLIGENCE)』(小川浩/青春出版社/2009年9月刊/798円) Twitterの基本のほか、ビジネス利用例が紹介されているが、そのビジネス使用例はDellを筆頭にアメリカのものが中心。日本でもTwitterを使ったビジネスが可能かどうか? 「日本の会社」の体質では、むずかしいような気がする。
『ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)』(コグレマサト・いしたにまさき/毎日コミュニケーションズ /2009年10月刊/819円) 日本の事例を中心に、今年、いかにしてTwitterの人気が高まり、爆発しつつあるかを追いかけ、つづった本。ほぼリアルタイムでTwitterを使っていたせいか、内容は知っていることが多かったかも。版元の関係か、新書売り場ではなく、コンピューター書籍売り場にあることが多いので、要注意。Twitterの歴史やアメリカでの使用事例を知りたければ『仕事で使える!「Twitter」超入門』、国内のユーザー層や使われ方が知りたければ『ツイッター 140文字が世界を変える』が向いているかもしれません。
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